※内容は個人の感想で紹介した本の購入や読書をお勧めしているわけではありません
概要
「そこまで言って委員会NP」でもお馴染の二人、ケント・ギルバートさんとの長谷川幸洋さんの共著。
著書でベストセラー連発のケントさんと、「ニュース女子」での炎上騒動が記憶に新しい長谷川さん。
「ニュース女子」の真相を含めた政治、経済、メディアの本性を赤裸々に対談しています。
新聞やニュースでは知り得ない情報が満載です。
※以下は本の帯に書かれていた内容を引用
「長谷川さんが、あの東京新聞で出世できた秘密、もちろん、いわゆる『ニュース女子問題』の経緯も、つつみ隠さず語られています。今回の対談を通じて、長谷川さんこそ本物のジャーナリストだと私は確信しました」――ケント・ギルバート
「ケントさんは単に、日本の事情に詳しい米国人というのではない。根底には、日本に対する深い愛情がある。ときに日本を厳しく批判するが、それは日本をこよなく愛しているからなのだ、と実感した。私はこういう外国人をほかに知らない」――長谷川幸洋
データ
タイトル | ケント&幸洋の大放言!中・韓・沖縄にはびこるペテン師たちの正体 |
著者 | ケント・ギルバート、長谷川幸洋 |
価格 | 1,404円 |
初版 | 2017年6月 |
通販 | Amazon、楽天 他 |
お勧め年齢 | 20歳~ |
もくじ
- 第1章 沖縄左翼運動のペテンを暴露
- 第2章 マスコミの偽善を暴
- 第3章 劣化していく既存メディア
- 第4章 朝鮮半島情勢をこう見る
- 第5章 反グローバル主義と日本の進路
レビューについて
対談をまとめた著書ということで元々お二人のファンが購入しているのでしょうか。
ほとんどが共感するレビューです。
ヘイトに対する対応、弱腰外交や右翼、左翼について言及するレビューもありました。
自分の意見を持っている人が多いのか一つ一つのレビューの文字数がかなり多かったです。
基本的に本を売っているサイトのレビューを見ていますが、もしかしたらキュレーションサイトなどでアンチな意見もあるのかもしれません。
感想
「そこまで言って委員会NP」は好きでよく見ています(録画で)。
この本の存在を知ったのも同番組です。
あまり時事ネタの新刊は読まないのですが、読んでみると面白いですね。
番組内での長谷川さんの発言は理路整然としていて聞いていて無知な僕にも分かりやすく、共感することが多いです。
ケントさんは最近トランプ大統領になりきってアメリカの立場を考える役割?が多いですが、頭が良くて日本のことを考えてくれているのがよく分かります。
どの章も興味深かったのですが、やはり「ニュース女子」の真相に迫る部分は面白いです。
今年(2017年)の1月のことですから、記憶に新しいです。
どういう経緯で東京新聞が謝罪して、長谷川さんの降格人事がなされたのか。
しっかりと書かれています。
その中で『1000万円もあれば、沖縄の米軍基地は機能停止に陥る!?」というのがあり衝撃的でした。
職業市民というか日当を得て基地の反対運動に参加している方の費用が中国からの支出とのことでその延長線ということでしょう。
(事実かどうかは別にして米軍のあいだでは常識化していて当たり前のこというのがケントさん談です。日当の件は行動費と呼ぶ人もいるとか・・・)
さらにデモ隊が違法行為をしても米軍は何も手が出せないとのこと。
例えば有刺鉄線を切断して無断侵入してもです。
アメリカ国内だったら射殺して終わるそうですよ。
沖縄の在日米軍に対して僕のイメージは、日本と協同して有事に備えてくれてはいますが、沖縄での婦女暴行や道交法違反など良くないイメージもありました。
しかし、こういうのを見ると米軍兵も命がけである上にストレスも多いんだろうなと思います。
もちろん犯罪はどこの国でいつやってもいけないことは当然です。
3章になると現在のメディアへの想いが書かれています。
ネットが普及したことにより良い面が多々あり、自分で正しい情報を収集し、得た情報の正確性を確かめ取捨選択することも必要だと言われている気がしました。
メディアが隠したがる情報、嘘で塗りつぶされる真実を紹介してくれる本やサイトも増えていますからね。
この本もその一つですね。
その他、日本の借金1,000兆円のカラクリ、日本が本当に中国に勝てるのか、ロシアとなぜ仲良くしているのかなど新聞、テレビでは見えないことが見えました。
興味深くて一気に読み進めました。
続編を期待したいくらいです。
こんな人が読むといいのかも
- 新聞やテレビでしかニュースを見ない
- 「ニュース女子」炎上の真相を知りたい
- これからの日本を含めた世界情勢が気になる
- 米露中韓朝とはどうなっているのか知りたい
- 雑談の話題が欲しい
- ケントさんもしくは長谷川さんのファン