画像:ウィキペディアより
多くの方は知っているのかもしれませんが、私は初めて知りました。
しかも、雑誌とメルマガで2日連続で書かれているのを目にして「これって有名なんだ」って思ったのでご紹介してみます。
それは『エビングハウスの忘却曲線』というものです。
(タイトルにしちゃってましたが)
どのくらいの方が知ってるんでしょうね。
これってちょっと面白いですよ。
エビングハウスの忘却曲線
どんなものかというと
ブレスラウ大学で心理学教授を務めたドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスという人が「節約法」を開発し無意味な綴りを用いて発見した「忘却曲線」のことだそうです。
Wikipediaより引用
心理学とか聞くと何やら難しそうですが、まとめてあるのを見るとつまりこういうことを発見したんですね。
人間の記憶に対する実験で、人は一度記憶したものを、
20分後には、42%を忘却し、
1時間後には、56%を忘却し、
1日後には、74%を忘却し、
1週間後には、77%を忘却し、
1ヶ月後には、79%を忘却した。
1日後と1週間後に復習するとよい
まさしく「へー」って感じなんです。
たった20分で約半分ものことを忘れるなんて・・・。
で1時間経つと半分以上。1日経ったら25%のことしか覚えていないなんて。
これが何の役に立つのかというと、効果的な復習するタイミングが分かるっていうことだそうです。
私が読んだモノによると、1日後と1週間後に復習するとよいと書かれていました。
まぁほとんど忘れちゃってるから復習しないといけないってことですよね。
信じるとするならば
しかし、この数字。
裏を返すと1日覚えてたものは結構な期間忘れないって事にもなりませんかね。
だって1日で忘れるのが74%、そして1ヶ月で忘れるのが79%。ほとんど変わりません。
つまりこの忘却曲線を信じるとするならば、1ヶ月と1日の差、29日くらい5%しか忘れないって事ですからね。
うーん1日覚えているだけなら何とかなりそうな気がしてきました。
そう。英語の勉強。いきなりブッこんじゃいますが、英語ぐらい話せたらなーなんて思う42歳。
今さら感が満載ですがそんなことも思っています。
子どもは予習してから学校へ
あとこの忘却曲線、子どもの予習にも重要な役割があるそうです。
確かに昔、母親から再三にわたり言われておりました(汗)
学校で習う1日前に次の日に習う内容を勉強してから学校での授業に望む。
そうすれば頭に残る量が多くなるんだとか。
なるほどって思いました。
学校の勉強を1日後の復習に持っていくってわけです。
これがなかなか難しいとは思うんですが・・・。
とりあえず、大事なことは1日覚えておくってことにすれば、物忘れが減るのかなー。