※内容は個人の感想で紹介した本の購入や読書をお勧めしているわけではありません
概要
読売新聞、日経新聞、クロワッサン、サンキュなどで紹介され大反響があり、50万部を超えて売れ続けている投資本。
4000人が大成功したという毎月3000円から「貯金感覚」でできる横山式カンタン投資法を紹介。
データ
タイトル | はじめての人のための3000円投資生活 |
著者 | 横山光昭 |
価格 | 1,188円 |
初版 | 2016年6月 |
通販 | Amazon、楽天 他 |
お勧め年齢 | 25歳~ |
もくじ
- さあ、3000円投資生活を始めよう
- 3000円投資生活なら「貯金感覚」でコツコツ増える
- 1万人の家計を見てきてわかった「投資の分かれ道」
- 絶対にやってはいけない、投資とお金の使い方
レビューについて
お金に関する本を数多く執筆している著者がのファンがいるようです。
具体的な銘柄が書いてあって分かりやすい、投資に関する考え方が変わった、これなら出来る気がするなどという意見が多かったです。
一方で中身がない、期待して読んで損した、ネットの情報の方がマシ、なんていう辛辣な意見もありました。
投資をほとんど知らない人が「投資ってどんなものか」ということを軽く知るという程度で読むと勉強になりそうです。
この本で「一気に設けてやる」という人には物足りないようです。
感想
投資には興味があるけど、何から始めればよいのか、どういう勉強をすればよいのか分からないくらいのレベルの人が読むと背中を押してもらえる本です。
投資というとどうしても「素人は無理なんじゃないか」思ってしまいます。
この本の前段では、
- 「たくさんお金がないと無理」
- 「素人には難しい」
- 「しょっちゅう株価をチェックしたり、売買したり、いろいろ手間がかかる」
- 「儲かるのはごく一部の人だけで、ほとんどの人は損をする」
といったネガティブなイメージの人も対象に書いているということを明確にしてくれています。
その上であえて3,000円という無理なく投資できそうな金額からはじめてはどうかという提案ですね。
もちろんこれがベストではないかもしれないとも書いています。
あくまでもきっかけとしていいですよってことですね。
投資に対して身構えるのではなく、まずはリスクの少ないところでやってみようってことです。
本の中では『案ずるより産むがやすし』という表現を使っていました。
必要以上に情報を集めたりすると逆に悩むことになって踏み出せないんだと。
さらに3,000円投資生活に向いている人として次のようにありました。
- 「面倒くさがり屋で、細かい作業が苦手」
- 「仕事や家事が忙しくて、その他のことに時間がかけれない」
- 「今まで投資というものをしたことがない」
- 「判断力がなくて、なかなか物事を決められない」
- 「小心者で、冒険をしたり、損をするのが怖い」
3,000円投資生活は売りどきや買いどきを瞬間的に判断して短期で儲ける方法ではないため、このような性格の人が向いているんだそうです。
思わず納得してしまいました。
さらに口座の開設についても触れられています。
横山さんは一番大変なのが口座の開設と言っています。
まぁ大変というか面倒なんですよね。
数ある証券会社の中から4つの会社をピックアップしてくれています。
SBI、楽天、マネックス、カブドットコム、
この4つは信頼度が高く安心だと書かれています。
僕は前に書いたように楽天を選びました(読む前に手続きしたので偶然ですが)。
講座も一般とか特定とかいろいろあるんですが、この辺りも「源泉徴収なしの特定口座」がいいと断言してくれているので助かります。
さらには買えばいいんじゃないという銘柄も具体的に書かれています。
本当に買うかどうかは別にして、その銘柄がどのように動くのかは注目しちゃいますね。
ダラダラと書いてしまいましたが、「損をしたらどうしよう(嫌だ)」という考えはなくして、無理のないところから徐々にやればいいんだという気持ちにはなりました。
横山式カンタン投資法もやりながら、個別の株でも資産が作れるようになれればいいなって考えています。
こんな人が読むといいのかも
- 株や投資のことを全然知らない
- しは興味があるけど、人には聞けない
- これから勉強して投資を始めたいけど、何をどう考えたらよいか分からない
- なかなか投資への一歩が踏み出せないので背中を押してほしい
- 少ない金額から投資を始めたい
- 長期保有して無理なく資産形成したい
- 横山光昭さんもしくは川勝さんのファン